モメンタムファクトリーOrii

 ブランド紹介
モメンタムファクトリーOrii


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富山の銅器で有名な高岡にあるモメンタムファクトリーOrii
古くから高岡銅器製造に置ける着色を専門に行ってきたモメンタムファクトリーOriiの新たな挑戦
着色の可能性を限りなく追求し数多くの着色技法や種類を生み出している。その技法から生まれる商品たちは未知の可能性を秘めた着色の奥深さを感じさせてくれる





モメンタムファクトリー・Oriiの想い


職人の町、高岡

高岡市map

同社の所在地は富山県高岡市。ここ高岡市からは複数の面白いブランドが誕生しています。弊社で取扱わせていただいている能作やsyouryuも高岡市です。
秀でた職人生まれる理由を辿ると今から約400年前に遡ります。1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城に入り、「高岡」の町が開かれました。鋳物の歴史は、高岡の町の開町から2年後の1611年、前田利長が現在の金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を高岡に招いたことに始まります。
「鋳造」とは、溶かした金属を型に流し込み冷やして目的の形状にする製造方法を言います。「鋳物」とは、鋳造により出来上がった金属製品のことです。

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その金属に銅を使った物が伝統工芸品の高岡銅器。高岡では伝統工芸品となっている銅の鋳造が特に有名です。日本の銅器の生産額のなんと95%を、高岡が担っているのです。
古くから高岡銅器は分業で製作され各工程の従事者はその分野にて腕を磨き伝統工芸品である高岡銅器の価値を高めてきました。その結果各工程の職人達が生まれ、その技術やノウハウを現代にマッチさせたブランドを作り上げているのです。


加工屋からメーカーへ

モメンタムファクトリー・Orii

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高岡銅器の着色工程を専門に行ってきた会社がメーカーになるということは簡単な事ではありません。しかし、モメンタムファクトリーには卓越した着色技術がありました。
この技術を活かさない手は無い。つまりそれ自体が他との差別化になる。代表の折井さんが考えたのは、ただその技術を活かした物を作るだけではなく作るものは、今の時代に幅広く需要があり、若い人達が身近に使え、「欲しい」と思えるものでなければいけない、ということでした。
考えに考えた末出した答えが、着色技術とデザインを掛け合わせたインテリア用品でした。


常識にとらわれない

商品開発に向けて、折井氏は薄板材に注目しました。しかし、インテリア用品を製作するにあたって今までの薄板材では薄くとも4mmの厚みがありました。折井氏のイメージを実現するにはそれ以上の薄さを追求する必要があったのです。
そこでまたひとつの決断をします。高岡銅器の伝統でもある鋳造から離れてしまうということです。鋳造ではなく、圧延機により銅板を薄く伸ばしたものを使うことにしました。
伝統を担う産業の職人は今までの技法を大きく変えることを避けるものです。一歩進めるだけでなく飛躍させる方法を取った折井さんの判断には、驚かざるを得ません。
その後も、薄くした圧延版は通常の方法では安定した着色が出来ないなどなど、課題はいくつも表面化しました。そんなときも常識にとらわれない発想でときには邪道と言われる着色技法も試しながら3年の歳月をかけ理想の素材を作り上げたのです。

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モメンタムの結果

夢中で試行錯誤するうち、いつのまにか着色技法やカラーは増え結果的には、旧来の業務だけをしていたら生まれる事のなかった技法・カラーが数々生まれ旧来の業務である高岡銅器の着色工程自体にもいい影響を及ぼすこととなったのです。
その後、この圧延版材に独自の着色を施した素材はあちこちで評価を得、有名ホテル壁面装飾や高岡駅のエントランス高岡市内の神社など多方面で使われる事となります。

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もちろん当初のアイデア通りインテリア商品も作りました。そのひとつが当店で取り扱うペンダントライトです。
社名「モメンタム」は、弾み・勢いという意味です。「モメンタム」を創り出す事ができたからこそ、いまのモメンタムファクトリーがあり、現在のステージに飛躍が出来たのでしょう。
同社は今後も「モメンタム」を続け、次々に新しいものを作り出していくに違いありません。








モメンタムファクトリーOriiの商品一覧



モメンタムファクトリーOrii 銅器着色のペンダントライト spot

銅器着色のペンダントライト spot






モメンタムファクトリーOrii 銅器着色のペンダントライト wide

銅器着色のペンダントライト wide






モメンタムファクトリーOrii 銅器着色のコースター

銅器着色のコースター





モメンタムファクトリーOrii 銅器着色の花器 on the wall

銅器着色の花器 「on the wall」