転機は出会い
hmnyの商品はルボア株式会社が作り上げている、所在地は香川県東かがわ市。
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東かがわの手袋製造の歴史は古く、
明治中期に塩業難民救済の為に大阪から伝えられた。
その後、第一次世界大戦が勃発し、戦争特需として大量の注文が。
特需に応えるため大規模な生産能力が求められ
家内工業から産業として繁栄し、香川県で手袋産業が根付く事となりました。
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その後、1961年に同社は革手袋製造業として設立。
そして、革手袋製造技術を応用した、広く革小物製造にシフトしていきました。
こうして、ルボア製品の特徴でもある
「繊細かつ強度のある革製品」をうみだす高い縫製技術は培われました。
ただ当時はOEMを中心としており、まだ自社ブランドは持っていません。
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2006年、同社に転機が訪れた。
それが、デザイナー宮城荘太郎氏と・プロデューサーの名児耶秀美氏との出会いでした。
同社は古くから脈々と受け継がれてきた手袋製造技術に裏打ちされた
革小物製品全般の確かな技術を持っていたのだが、今まで行ってきた事業はOEM。
持っている技術をどのように活かせばいいのか?どう売り出せばいいのか?
まったくわかりませんでした。
そこに「デザインの力」と「プロデュースの力」が合わさり生まれたブランド
それがhmnyだったのです。
楽しいモノづくり
そして「自分たちが欲しい物を作る」
をコンセプトにいままでにない楽しいモノづくりが始まった。
自分たちだけでは出来なかったモノづくりの形
長年培った技術がまた違った角度から日の目を見ることとなったのです。
技術は生かさなければ意味がない。
しかし、技術の生かし方というのは職人たちは専門家ではない。
このような形で職人たちが楽しめるモノづくりをすることが
技術を生かす、そして技術を承継することの一番の近道なのかもしれません。
その後もルボアは順調に自社ブランドhmnyを成長させる事に成功
女性デザイナーとともに、女性向けのデザインを交えた新ブランド「CORGA」も立ち上げた。
今や四国・香川でのデザイン革製品といえば、ルボアと言われる程になった。
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そしてルボアは、海外を視野にいくつもの展示会などに出展し
日本・香川の革製品の質の高さと技術の高さを
日本国内だけでなく海外においても高く評価されています。