ブランド紹介

IKUTA KABAN / ランドセル工房生田



IKUTA KABAN  ランドセル工房生田 ブランド紹介
「背負う」にこだわったかばんをつくりたい。 私たち生田は1950年に「かばんのまち」大阪市生野区でランドセルメーカーとして創業。本革にこだわり、非効率ながらもすべての工程を自社生産し、手作りによる作り手の顔が見えるランドセル作りを追求してきました。 そして、初めてランドセルを背負ったワクワクを思い出させるような、「背負う」にこだわったかばんを作りたい、その志のもとに立ち上げたのが『IKUTA KABAN』です。     



IKUTA KABANの商品一覧



IKUTA KABAN 生田ランドセル バック

スクエアバック




IKUTA KABAN 生田ランドセル バック

リュックバック




IKUTA KABAN 生田ランドセル バック

フラップバック









IKUTA KABAN 取材記



今回の取材でお邪魔させていただいた株式会社生田は、ランドセルメーカーとして創業した老舗企業です。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
「かばんのまち」として有名な大阪市生野区で長年培った技術を生かしたランドセル作りは、多くのファンから高い評価を受けています。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
そんな株式会社生田が、これまで培ってきた技術と経験を存分に発揮した新たなかばん作りを始めました。それが大人の背負うかばん『IKUTA KABAN』です。
今回取材にご協力いただいたのは株式会社生田の代表取締役である長井さんです。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
すごく丁寧にそして熱くご説明いただき、『IKUTA KABAN』への想いがすごく伝わってきました。


人気で手に入らない?!ランドセル
『IKUTA KABAN』を語るうえでは、1950年創業の歴史を誇る同社のランドセル作りのことが欠かせません。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
同社が70年以上製造し続けているランドセルは『ランドセル工房生田』というブランドですでに強いブランド力を持っています。毎年早々に予約がいっぱいになるため、使用する来春を見込んで1年前からの予約が必要だと言われているほど。
生田ランドセルでは生野にある工房の向かいに常設の店舗を設けています。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
長井さんによると「関西圏の方はご家族が揃って自家用車でいらっしゃるケースが多く、なかには航空機を利用して北海道から生野まで訪れてくださった方もいらっしゃいます」とのこと。
さらに全国各地で開催する展示会には「ランドセルをお探しで東京の会場にいらした方が、別の日に横浜の会場にもいらして念入りに確かめられていました」というほど熱心なファンの方もいるようです。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
店舗併設の庭では、実際に外の光の当たる場所でのイメージを確認できるスペースがあり、ランドセル引き取り時の記念撮影会も行えるそうです。
では、どうしてこれほどまでに人気のランドセルブランドがあるにも関わらず、新たなかばん作りに挑戦したのしょうか。


変化するランドセル事情
ご存じの通り子どもの人口は減少傾向にあり、文部科学省のデータを参考にすると2020年度の小学1年生の人口は約100万人強。これは株式会社生田がランドセル作りを始めた当初の1955年当時の約250万人と比べると半分以下です。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
当然のことながらランドセルの需要も子どもの人口に比例して減少しています。また、ランドセル以外のかばんを使用する小学生も増え、ランドセルの需要は徐々に減少。
「新一年生の人数が決まっていて、しかも毎年減っている現状では差別化を図っても売上を維持することは容易ではありません」と長井さん。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
現状維持という守りの姿勢ではなく、同社が打ち出したのがランドセル以外の新商品の開発でした。


ランドセル作りと、カバン作り。
ランドセル以外の新たなブランド作りを目指した株式会社生田。新ブランド『IKUTA KABAN』のバックを開発するにあたってランドセル作りのノウハウやこだわりを踏襲。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
流行に追随せず、上質な本革を使った生産にこだわり、他社が大量生産のため材料を変え、製造方法を変えた際もひとつひとつ職人による手作りで作り続けてきたスタイルは、そのまま『IKUTA KABAN』にも生かされています。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック


関わる人をワクワクさせる。
70年の歴史が息づいている『ランドセル工房生田』のランドセルは、物を入れて運ぶ単なるかばんではありません。
親御さんはランドセルを背負って健やかに成長するお子さんの姿に安心します。お子さんはランドセルをラクに背負うことができ、小学校生活を想像してワクワクします。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
「当社では、ランドセルに関わるすべての人の人生をワクワク楽しくさせるようなものづくりを目指しています」と長井さん。
このようなお考えの長井さんの元には、革加工を学びたいと志す若手職人が集まります。ランドセルの作り手として関わる職人やスタッフは、作ることそのものをワクワクしながらものづくりに励むことができるのです。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
新ブランド『IKUTA KABAN』も『ランドセル工房生田』と同様に背負うワクワクを伝えるブランドということを大切にされています。
生野の店舗の向かいには工房があり常時見学することが可能なので、職人の技を確かめ納得して購入することができます。こうしたシステムを設けることからも、お客さまと作り手との出会いや触れ合いを重視している株式会社生田の真摯なモノづくりの姿勢が垣間見えました。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック



コンセプトは、「ストーリーをつなぐ」
「本当によい製品をお客さまに届けたい」という思いが詰まった株式会社生田のランドセル作り。この想いを原点にして生まれた『IKUTA KABAN』。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
『ランドセル工房生田』で培ってきたランドセル作りの技とこだわりを受け継いだ、背負うかばん『IKUTA KABAN』。その技とこだわりとは何でしょうか。
『IKUTA KABAN』のコンセプトは、「ストーリーをつなぐ」。
小学1年生が初めてランドセルを背負ったときのようなワクワク感を抱くことができる大人のかばん。
飽きることのないシンプルで上品なデザイン、そして長く愛着を持って使うことのできる耐久性に優れた本革手作りのかばん。
単に便利さとファッション性を提供するだけのかばんではなく、人生同様長い時間をかけて少しづつかわっていく。そしていつのまにか大切なストーリーが込められた特別なかばん。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
長く使える、スタンダードゆえに使い手のたくさんのストーリーが積み重ねられるかばんづくりに『IKUTA KABAN』ではこだわっています。


デザイナーとの融合
株式会社生田は、長年にわたり上質の本革ランドセルを作り続けてきました。「当社の職人はランドセル作りを通じて技術的かつ人間的に日々成長しています」という社長の長井さん。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
そんな彼らが自分たちの力をさらに発揮したいという思いもくんで、長井さんは新ブランドの開発に取り組み始めたのでした。
基本的な考え方は「大人が背負うかばんを作る」「本革を使用する」「デザインはシンプルに」「耐久性を高める」ことですが、これらのこだわりは『ランドセル工房生田』のランドセル作りを踏襲したもの。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
さらに、初めての試みとして新ブランド開発のために専属のデザイナーを迎え入れました。実は大企業ではない、ものづくり企業でデザイナーを入れるというのはめずらしいことなのです。
それまでは職人が自ら時代のニーズに合わせてデザインや改良を行ってきたので、こうした特別なポジションのスタッフを採用することにはやはり多少の不安もあったようです。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
しかし、「実際に蓋を開けてみると杞憂だったようで、お互いに立場を受け入れてうまくやっています」と長井さん。モノづくりを楽しむという共通認識を持ったスタッフが一丸となって『IKUTA KABAN』作りに励んでいるようです。


カバンとランドセルの違い
新ブランド『IKUTA KABAN』も『ランドセル工房生田』のランドセル同様、流行にとらわれることなく、素材には本革を使い、手作りによる作り手の顔が見えるかばん作りを目指して開発を進めました。
製品アイテムはデザインの異なる「スクエアバック」「リュックバック」「フラップバック」の3種類。いずれも背負うかばんです。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
開発にあたっては、ランドセル作りで培った技術が存分に生かされましたが、ランドセルとは構造がかなり異なるため、従来の工業用ミシンでは縫製できない部位があることが製作過程で判明しました。
そのような職人泣かせの作業もありましたが、職人とデザイナーが社内にいることがスムーズな改良を実現し、2020年9月には新ブランド『IKUTA KABAN』としてリリースすることができたそうです。


シンプルなカバンほど細部にこだわる
シンプルな構造のように見える「スクエアバッグ」ですが、職人にとっては意外に縫製がむずかしいそうです。でもシンプルだからこそ気が抜けない、手が抜けない。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
また本革の特徴として繊維があるため、機械による自動縫製では表面にねじれが生じたりするため、微調整しながら手作業する必要があります。
さらに通常のミシンでは縫製できないような筒状の部位もあるため、ランドセル作りでは使用しないポストミシンと呼ばれる特殊なミシンを使わなければなりません。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
このような一見非効率なことをしてでも、気に入ってもらえるデザインや機能を追求する株式会社生田のかばん作りのこだわり。
そんなこだわりから生まれたかばんには、シンプルながら心地よく、どこか優しく、あたたかさのようなものを感じます。


背負いやすさへのこだわり
「背負う」ことにこだわり開発された『IKUTA KABAN』にとって、背負いやすさは重要なファクターです。
「フラップバッグ」や「スクエアバッグ」では、かばん本体上部とベルトを繋ぐ接合部分でベルトの可動域を広げる工夫を施しています。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
このような一手間を加えることで、背負いやすくなるだけでなく、かばんに無理な力が掛からないため変形を抑えることができ、耐久性の向上を図ることもできるのです。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
スクエアバッグのベルトと本体を繋ぐ部分の工夫について説明する社長の長井さん。さりげないこだわりに驚きました。これも『ランドセル工房生田』で培った背負いやすさの技術のひとつです。


安心して長く使えるから愛される
本革製の『IKUTA KABAN』のかばんをいつまでも美しく、かつ使いやすさを維持するためには、やはりメンテナンスは必要です。
『IKUTA KABAN』の製品を購入された方にお手入れの仕方や保管方法などをレクチャーした冊子を添付しています。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
また、万一キズや糸のほつれ、ファスナーや金具の不具合などが生じた場合には、専門の職人による修理にも応じているので安心です。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
愛着のある『IKUTA KABAN』を長く使い続けて欲しいという、かばんメーカーの思いはこうしたサービスにも表れています。
長きにわたり愛されてきた『ランドセル工房生田』のランドセル作りで培ってきたかばん作りのこだわりは、『IKUTA KABAN』にもそのまま踏襲され、この新たなブランドの登場によりさらに大きな一歩を踏み出されたのだと思います。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
長時間の取材に協力いただいた社長の長井さんと。


応援したくなるものづくり
「本当によい製品をお客さまに届けたい」という思いが詰まった株式会社生田のランドセル作り。この想いを原点にして生まれた『IKUTA KABAN』。
ランドセル需要の減少するなか現状維持ではなく、ランドセル製造元のかばんブランドへの新たなチャレンジはまだ始まったばかり。
『IKUTA KABAN』が生田ランドセル同様みなさまに知られるブランドになる日はそう遠くはないと思います。新ブランド『IKUTA KABAN』の想い、応援したくなります。
IKUTA KABAN 生田ランドセル バック
長時間にわたる取材にご協力いただきました長井さん、そして株式会社生田のみなさま、有難うございました!










IKUTA KABANの商品一覧



IKUTA KABAN 生田ランドセル バック

スクエアバック




IKUTA KABAN 生田ランドセル バック

リュックバック




IKUTA KABAN 生田ランドセル バック

フラップバック




ライオン靴クリーム本舗



ライオン靴クリーム本舗 ブランド紹介
「ひと手間の中に想いを込める」 手作業での製造を中心に行なっております。 クリームの充填には100年以上続けている「3度注ぎ」により表面の光沢を表現し、製品のラベル貼り・検品作業も全て手作業にこだわっています。 そのひと手間の中にこそ職人のこだわりと思いが込められているのです。   



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ライオン靴クリーム本舗 エクセレント靴クリーム

エクセレント靴クリーム




ライオン靴クリーム本舗 エクセレントワックス

エクセレント靴ワックス




ライオン靴クリーム本舗

エクセレントリキッドクリーナー





ライオン靴クリーム本舗 エクセレントシューケアボックス

エクセレントシューケアボックス








tesio



tesio サングラス ブランド紹介
例えばtesioを使い3年を迎えた時、どんなコンディションにあるのか。 共に過ごしてきた期間の満足度はどうだったのか。 一般的にモノの価値は、買った時にピークを迎えることが多いようです。でもそれを変えたい。 長く使う中で、その人にとっての価値がむしろ高まっていくクラフトサングラスを目指しています。      



tesioの商品一覧



tesio サングラス MACHI

クラフトサングラス MACHI




tesio サングラス YAMA

クラフトサングラス YAMA




tesio サングラス SORA

クラフトサングラス SORA





tesio サングラス HARE

クラフトサングラス HARE








HALムスイ



HALムスイ 無水鍋 ブランド紹介
いまや日本車や外国車のパーツも手がける技術で丹念に造った無水鍋®は丈夫で長持ち。軽さと熱伝導に優れ、食材のうまみや滋味を短い時間で引き出します。 料理も、人も水いらず 時代を超えて、受け継がれる幸せの物語 そこには、いつも無水鍋がいます。     



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HALムスイ 無水鍋

KING 無水鍋









nucca



nucca 山下陶苑 ブランド紹介
nuccaではきれいに整った商品ではなく、職人の手仕事だからこそ生まれる少しの違い。 それを個性として削ぎ落としすぎず、商品から伝わるぬくもりを感じていただけるような ”ものづくり”をしています。 nucca(ぬっか)とは長崎の方言で暖かいという意味です。     



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nucca 茶碗 ボウル

茶碗 | ボウル




nucca プレート

皿 | プレート









cobcob



cobcob ボールペン ブランド紹介
奈良県桜井市で林業を生業としながらも木の加工も行う夢咲花が出がけるcobcob。林業をしているからこそできることがある。山を愛し、木を愛するからこそ見える魅力を様々な商品にして届けます。      



cobcobの商品一覧




cobcob ボールペン

吉野杉ボールペン









ABE HOME SHOES



ABE HOME SHOES ブランド紹介
ABE HOME SHOESは「家に帰ったら、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」との想いから、自社開発したオリジナル製品のファクトリーブランドです。 履き心地にこだわった質の高いホームシューズと、関連小物を展開しています。     



ABE HOME SHOES / 阿部産業取材記



今回製造現場取材にお邪魔させていただいたのは山形県かほく町の阿部産業さん。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介
スリッパやバブーシュといったホームシューズブランドとして「ABE HOME SHOES」を手掛けられています。
以前はOEMや下請けの仕事を中心としてされてきた阿部産業さん、今では自社ブランド・自社商品を様々な形で力強く発信されています。その中でも「帆布バブーシュ」などは大変な人気商品となり、阿部産業さんを支える商品ともなっているそうです。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

日本には沢山のものづくり企業がありますが、作り手さん自身が阿部産業さんと同様に自社商品・自社ブランドを発信したいと考えたり、取り組まれている方も少なくないです。でもうまくいく作り手さんはほんの一部。
そんな中、阿部産業さんはどのようにして、ABE HOME SHOES立ち上げ・育て、そしてどのようにして魅力ある商品を生み出されてきたのか。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

阿部産業の阿部社長と専務である奥様へのインタビュー、製造現場の取材から見えた、ものづくりへの想いと、ABE HOME SHOESにかけた想い、そしてブランド育てるポイントなどもお伝えしていければと思っています。


「かほくスリッパ」の歴史
阿部産業さんがある山形県河北町はスリッパの生産全国一を誇る室内履きの聖地です。
明治時代農業が盛んな河北町では稲わらを使った草履づくりが盛んでした。そんな中、村役人の田宮五郎氏が草履の圧搾機械を発明し、草履作りにイノベーションをおこし、生産量が伸びたことで草履作りが地場産業として発展し地域に根差すことになったそうです。

ABE HOME SHOES 阿部産業 バブーシュ ブランド紹介
以前製造されていた草履、歴史を感じます。

昭和に入り草履を使うことが減り、河北町の製造元は草履からスリッパ製造に移行し、日本一のスリッパ産地に成長していきました。国産のスリッパといえば山形県の河北町。ここにはスリッパをはじめ室内履きの心地よさや丈夫さのノウハウが詰まっていると阿部社長は言います。
同じようなスリッパに見えても、素材・クッション・形状・製造方法の細部に工夫を凝らすことで履き心地・使い心地に違いが出るそうです。このあたりが日本製の魅力のひとつと言えますね。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

とはいえ、安価な輸入スリッパの増加と共に産地は打撃を受け、最盛期25社あった製造元も現在では片手で数えるほどの数社に激減してしまいました。
そうした背景から最近では安価な輸入スリッパと品質やこだわりの違いを伝えるべく、山形県スリッパ工業組合が「かほくスリッパ」として地域ブランド化を進められています。
その中心が阿部産業の阿部社長。「かほくスリッパ」のブランド化を推進されています。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介



生き残りをかけた戦い
2007年頃、工業技術センターを通してつながりを得た方々と共に自社のオリジナルの商品を開発・販売を開始されました。
阿部産業さんの歴史も河北町のスリッパの歴史とほぼ同じで、100年以上の老舗です。古くから問屋さんからのお仕事を中心にされてきました。
自社商品を開発する以前は、作った商品は問屋さんに販売されて、問屋さんが百貨店や小売店に販売してこられました。つまりその商品の製造は阿部産業さんではありますが、阿部産業さんの名前が表に出ることはありません。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

安価な輸入スリッパが増え、製造元としてはなんとかして生き残らないといけない。技術を売る商売から、名前を売る商売に変わる必要があったということですね。
そうすればもちろんこれまで取引されてきた問屋さんとは摩擦が生じる部分もあります。実際にそうした問題も少しあったようです。。


最初の一歩
阿部社長と専務(奥様)お二人、阿部社長が慎重派で専務である奥様が積極派らしいです。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

最初に自社商品・ブランドの開発の話になった時も、専務の後押しがあり、一歩踏み出すことができたそうです。お話をさせていただいていても、とてもバランスの良いお二人でいらっしゃいます。
実はこの一歩が出るかどうかがとても大事で、老舗企業であればなおさら難しい。ですが、河北町には元々草履からスリッパと変化に対応して成功してきた歴史があることからもわかるようにイノベーション気質はあったのかもしれません。
これまで社内にノウハウがないことで自社商品・ブランドづくりの取り組み方がわからないなどは障壁になりますが、実はこの決断をする際に心強い協力者が近くにいることはとても大事なのかもしれません。


柔軟な阿部社長の人柄
今回取材をさせていただき感じたことは阿部社長の素直でまっすぐなお人柄でした。
2007年にスタートした阿部産業さんの自社商品開発のプロジェクト。最初は社外の方のアドバイスを受けながら「KINU HAKI」という商品を開発されました。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

最高級の絹を用い、米沢織りの袴地を「たたむ・仕舞う・携える」をコンセプトで作られた室内履きです。
こうした取り組みを始められるとき難しいのは、経営者が社外の方と協働するときうまくいくかという点があります。
問屋さん向けの商売をされていた製造元さんが、自社だけで商品開発・ブランド開発をすることはなかなか難しいものです。
そこで外部のデザイナーやプロデューサーと協働することがあるのですが、これまでの考え方から変わることができない経営者の場合、これまでの商品づくりの流れ・考え方と違った意見をスムーズに聞き入れることができず、チグハグな結果となってしまうこともよくあります。
その点、阿部社長はとてもスムーズにアドバイスを取り入れ自社商品開発に取り組まれてきたようにお聞きしました。
満を辞して2009年にリリースされた「KINU HAKI」はグッドデザイン賞 日本商工会議所会頭賞を受賞し、山形エクセレントデザイン賞も受賞されました。
通常のスリッパからすると価格は数倍するKINU HAKI。今でもコンスタントに売れ続けていると言います。もし阿部社長がそれ以前の感覚のままで取り組まれていれば、生まれなかった商品。


必要なのは会社のブランディング
「ABE HOME SHOES」は「家に帰ったら、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」との想いから生まれたブランドです。
KINU HAKIのように、自社商品を開発して販売することは、それまでの技術を売るから名前を売るというステップには適していましたが、作り手の想いを使い手に届けることは難しい。
会社として、より想いに沿ったブランディングを行い、将来的にも様々なビジョンを描き進めていくには、自社ブランドを立ち上げ育てていくことが必要だと考えられたそうです。
そして2009年のKINU HAKIから約10年の期間を経て、自社ブランド「ABE HOME SHOES」が誕生しました。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

ファクトリーブランドだからこそ実現できる要素が取り込まれた「ABE HOME SHOES」第一弾は「帆布バブーシュ」。履き心地や細部へのこだわりが詰まった室内履きとして、すでに阿部産業さんの中でも大きな役割を担う存在となっていると言います。


製造現場「型抜き」
さて、ここからは歴史とノウハウが詰まったスリッパ・バブーシュ、室内履きの製造現場を紹介させていただきます。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介


まずは型抜き工程です。型抜きとはスリッパ・バブーシュに必要な生地をプレスの機械で型を使って切り抜いていくことです。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介


ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介


阿部産業さんではこれまでOEMなども沢山されてこられています。商品ごとに型がことなるため型は相当な数になっているそうです。しかも、一足のスリッパやバブーシュを作るための型は3〜5型ほどの数が必要なのです。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介



吊り込みと外縫い
製造現場を拝見しているとスリッパの製造方法がふたつあることがわかります。
ひとつは「吊り込み」と言われる型を使って甲部分を熱で接着する方法。もうひとつは型は使わず、甲部分をはじめ全体を縫製で仕上げる方法です。

吊り込み式はいわゆるTHEスリッパといった形状で、イメージとしては体育館など公共施設や企業で使用されていることが多いです。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

外縫いについては、ご自宅用のスリッパとしてよく見かけるイメージで、様々な加工・素材の変更が可能で、デザイン性に優れたものが多い印象です。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

阿部産業さんでは最近ではほぼ外縫いが中心になっていますが、吊り込みスリッパの製造ももちろん沢山されております。


吊り込み式スリッパの製造
吊り込み式は接着に型を使うことと、形を作っていく工程に接着が多いのが特徴。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

まず土台となる素材部分に接着糊をつけ

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

甲部分と共に高温に熱くなった型にはめて

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ガシャンと型で圧と熱をかけます。

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このあと熱くなったスリッパを別の型で冷やして甲部分は完成。あとは足裏部分とと地面に接する底部分を接着して吊り込み式スリッパの完成です。

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ひとつ作るのに熱い型と冷たい型2台使用するので沢山の機会が並んでいます。吊り込みの需要が多かった以前よりも台数はかなり減ったそうです。

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外縫いスリッパの製造
外縫いスリッパの場合はまず足裏にあたる部分のクッションと生地を決めます。素材選びも大切で使う生地の厚さや性質で最適なクッション材を使うそうです。
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足裏部分と甲部分を縫製していきます。孤を描きながら、筒状にするので難しいはずなのですが、不思議なほどスムーズに縫製されていきます。まさに熟練の技術。
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次のスリッパの縁部分の素材を縫製していきます。
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これで足裏から甲部分までは完成です。
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ここから底にあたる部分なのですが、ここでも履き心地へのこだわりとノウハウが詰まっています。
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これは地面に接する素材と足裏部分の間にある層で縁の生地に隠れて見えない部分。このスリッパの場合は快適な履き心地のスリッパとなるように、素材を変えつつかかとの部分のみが3層構造になっています。
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そして最後に中材と地面に接するスリッパ底部分と甲部分を全てを縫製でつなぎ合わせ、外縫いスリッパが完成します。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介



バブーシュの製造
阿部産業さんではバブーシュもOEM含め様々な素材で製造されています。基本的にはバブーシュの製造工程は同様ですので、ここでご説明する工程は帆布バブーシュ も同様となります。

まず足の甲の部分とかかとの生地を縫製でつなぎます。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

次に地面に接するバブーシュの底部分と甲の部分を縫製でつなぎます。
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繋ぐとこうなります。あれ?と思いませんか。底の部分が内側にきています。この段階では全体が裏返しで縫製していくのです。

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

この次に足裏にあたる面を縫製します。ここでは裏返しするため&クッション材をいれるために少しだけ縫製せず残しておきます。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

こんな風になります。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

次に開けておいた穴を使ってひっくり返す。すると下の画像のようになるので、この穴から足裏のクッション材を入れていきます。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介


ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

穴を閉じて。足を入れる部分からひっくり返すとバブーシュの完成です。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

実はバブーシュのクッション材もかかと部分が3層構造の特殊な作りになっていて、履き心地の良さを追求しています。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

そして形を整え
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

丁寧にアイロンもかけて美しく。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介

パッケージに入れて出荷されていきます。
ABE HOME SHOES 阿部産業 ブランド紹介


阿部産業のものづくり
スリッパ・バブーシュの製造、本当に沢山の手間と工数がかかっています。取材させていただくまではこれほどまでとは考えていませんでした。まさに丁寧な日本のものづくりですね。

手間をかけるだけでなく、確かな職人さんの技術と製造ノウハウ。全てが揃って初めて履き心地のいい上質なスリッパが完成します。

日本いいもの屋というお店をさせていただきながら言うのもおかしいのでかもしれませんが、「日本製だから良い」と言うわけではないと考えています。
日本のものづくりでも模倣もありますし、コストを抑えるために見えない部分の品質を落とすものもあります。またもちろん海外のものでも素晴らしい製品はあります

ですが、阿部産業さんが追求される履き心地良さや丈夫さのように、購入時ではなく使用後にお客様を満足させていけるような、表面には表れない細部に宿るこだわりが日本のものづくりにはには沢山込められているのだと痛感しました。

使い手の皆様が「日本製だから良いんだ」と感じるぼんやりとした“良さ”の裏側にはこうした職人たちの技術とこだわりがあるのだと、そしてそれを価値として伝えていくことが私たちの役割なんだと再認識もさせていただきました。
スリッパ・バブーシュづくりに沢山の想いを込める阿部産業さんのものづくり、もちろん全てはここで伝えることはできませんが、少しは伝えることができたかと思います。

阿部産業の阿部社長、専務、お忙しい中取材へのご協力、そして丁寧にご案内くださいまして有難うございました!







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ABE HOME SHOES 帆布のバブーシュ

帆布のバブーシュ









WANOWA



WANOWA ブランド紹介
使う人が造る人、造る人が使う人を想う。
WANOWAは、
気持ちの「環」を造るブランドでありたいと思います。     




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WANOWA 国造ゆずのハンドクリーム

国造ゆずのハンドクリーム









nitorito



nitorito ブランド紹介
nitoritoの企画は素材から始まり、テキスタイルデザインから生産までのものづくりが一貫して米沢で行われています。米沢の豊富な自然や暮らす人々の心の温かさはnitoritoのテキスタイルイメージにつながっています。 全てが詰まったこの土地の背景に自信を持って。山を越えて届けたいという決意のもと、私たちは日々ものづくりと向き合っています。   





nitorito / 青文テキスタイル取材記



今回取材にお邪魔させていただいたのは山形県米沢市の青文テキスタイルさん。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
ストールをはじめ、ニットと織りの技術や魅力、そして米沢の魅力を伝えるべく「nitorito」というブランドを展開されています。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
現在、青文テキスタイル株式会社と別で株式会社nitoritoとして法人化され、形式は別会社となっております。


ニットと織りと
青文テキスタイルさんの特徴は丸編み機で編み上げるニットの事業と織りの事業がひとつの会社の中に存在していること。ニットと織りがあるということは世界的にも珍しいそうです。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
米沢といえば、米沢織が有名。そして、冬には雪が沢山積もる山形県米沢市、ふんわりと暖かいニットが好まれます。
おそらくそうした背景もあって、世界的にも珍しいニットと織りに対応できる青文テキスタイルさんが生まれたのですね。

青文テキスタイルさんの特徴は「ニットと織りと」、
ニットと織りと → nit to ori to → nitorito


nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介

ロゴは米沢の山の流線をイメージされているそうです。

そうです、ニットと織りが高品質で対応できることから「nitorito」というブランド名が生まれています。だからnitoritoの商品の多くにはニットと織りがなんからの形で使われています。


ニットと織りの違い
知っているようで、実はよくわかっていないという方もいると思いますので、ニットと織りの違いを少しだけ説明しておきます。

まずは織り。織りの方がわかりやすいと思います。織りとは縦糸横糸が交互に組み合い生地となっているものを言います。米沢織も織物。
織り機はこのようなものです。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
右下の白く見えている部分が縦糸、シャトルが横に行き来し縦糸の間に横糸を通していきます。
縦と横に糸が交差しているだけですので、平面的で伸縮性はあまりなく、通気性もそれほどありません。

それに対してニット、「編み」です。
イメージはこのように「輪を作りまたその中でも輪をつくり」これを繰り返していきます。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
そのため伸縮性が高く、通気性も高い、平面的ではないのでニットはふんわりとした印象があるのはそのためです。

お分かりいただけると思いますが、縦糸横糸がある織り、輪を作り繰り返してつなげていくニット、全く違うものですので製法も全く異なります。


丸編み機とは?
nitoritoを紹介するにあたって、もうひとつ「丸編み」についてご説明しておく必要があります。
ニット・編みを特徴とされていますが、その中でも丸編み機を使った丸編みがnitorito(青文テキスタイル)の特徴あり強みです。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
とても大きく複雑そうな丸編み機が何台も並んでいます。
丸編み機の構造やどのように編み上げられているかは、ご説明いただきましたが、正直申し上げてしっかりと理解はできておりませんので、割愛させていただきます。

構造はとても複雑でセッティングは全て職人の手により行われています。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
熟練の職人が何時間もかけて一台のセッティングを行います。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
そしてその前には糸を専用のコーンに巻きつける作業、その前には巻きつける準備、もっと辿れば糸の染めなども必要な工程になってきます。ものづくりには見えないところに本当に沢山の工程が必要です。丸編み機の設定が完了し1日でどれくらい編めるかというのは本当はあまり意味のない数字なのですね。


丸編みと横編み
ニットといっても編み機に2種類あります。ひとつは右に左にと繰り返し生地を編み上げる横編み機。もうひとつは円を描きながら筒状に編み上げる丸編み機。
特徴としては横編み機は成型をしながら編むことができるため、無駄がでず効率よく目的とする形のニットを作ることができます。
丸編み機については全て筒状に仕上がってきます。目的の形があれば生地が仕上がってからカットしたり縫製したりする必要があります。また生地で無駄になる部分が出ることがあります。縫い目のないTシャツなどはこの丸編み機で作られていることが多いそうです。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
青文テキスタイルは、織りの技術はもちろんですが、ニットとしては丸編み機の技術とノウハウに大変長けているそうです。こうした技術や対応力を求めていわゆるアパレルハイブランドが全国から米沢まで足を運ばれるそうです。


ハイブランドに隠れて
織物や丸編みの技術やノウハウは業界では知られていても、消費者が青文テキスタイルの名前を聞くことはありません。どれだけ技術があっても、生地を売るだけでは消費者の声を聞くことはできないのです。
米沢で140年以上の歴史がある青文テキスタイルですが、最近では産地の高齢化が進み、「このままでは米沢という産地も危機に陥ってしまう」そんな風に考えた鈴木さん。
nitorito 青文テキスタイル ブランド紹介
※左が青文テキスタイルの常務でありnitoritoのブランドマネージャー鈴木さん

実際には青文テキスタイルさんは職人さんや社員さんの平均年齢は若いように感じましたが、産地で見ると安心できる状況ではない。
米沢という産地を盛り上げたい、そんな想いを持ってもアパレルへの卸だけではこれから先も米沢という技術や歴史のある産地の名前が出ることはない。ハイブランドに生地を販売しているという誇りだけでは産地や技術を残すことはできない現実。
そうした想いからnitoritoという米沢のそして青文テキスタイルの技術を魅力を伝えるブランドが生まれたのです。


弱みを強みにする。
丸編み機の特徴は筒状に生地を編み上げること。特殊な成形はできません。生地を切って形を変えて使う場合、切った場所からほつれてくるのでロックミシンなどで端を縫製しないといけません。
横編み機と比較すると、筒状を作るのであれば別ですが、成形には手間が多くかかり無駄になる生地も出てしまい、横編み機使った製品と競うことはできません。
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何かいい方法はないかと考えた鈴木さん、ここで活きるのはこれまでOEMなどで培ったノウハウと対応力。素材にウールを使い、編み上がった生地を乾燥しフェルト化させることを考えました。

どういうことでしょうか?

ウールは水に濡れて力が加わると繊維同士が固まってしまうという特性を持っています。その特性を生かしてあえて生地が編み上がった段階で縮絨加工(フェルト化)を行い、繊維を固める事で切っても過度な力を加えない限りほつれてこないようにしました。
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これは縮絨加工(フェルト化)する前のストール。とても大きく相当な割合で縮むことがわかります。
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こちらは仕上がった製品。85cm×180cmの一般的なストールサイズになります。

フェルト化した筒状の生地はどこで切っても強く引っ張らないかぎりほつれません。フェルト化後の生地をカットすることでストールが完成するのです。

元々ウールはとても優れた素材で、保温性、撥水性、防臭効果、調湿効果もあります。 フェルト化はそうしたウールの特性を製品の長所にしつつ、切って成型をする手間がかかるというデメリットも、自分好みに「切って使える」他にはない自分だけの高機能ストールが手に入るという強みに変えてしまいました。
実はこのフェルト化の加減も大変重要で難しいそうで、固くなりすぎずウールの柔らかさを感じられるにもかかわらず、切ってもほつれない絶妙な加減が必要。
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全てがうまくフェルトのように絡み合って、一見弱みと思える部分を強みに変わってしまいました。


nitoritoのこだわり ~made in Yonezawa~
nitoritoのストールは全て米沢の景色や自然豊かな風景に着想を得ています。

hamuraは米沢の豊かな自然の中で葉っぱが群がっている様子。不規則でランダムに現れる葉たちのコントラストをあえて幾何学模様に落とし込み、刺し子のようにストール全体に描いています。
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wadachiは豪雪地帯である米沢、雪道にたくさんの足跡が作られ、また雪が降り積もる。そしてまた、足跡ができる。雪国ならではの生活の重なりをグラデーションのブロックを使ってストールに落とし込み、その中に轍のような一筋のラインを。
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米沢という産地のために、made in Yonezawaにこだわったブランドnitorito。自然とともにある米沢、使用する素材は綿やウールなど全てが天然繊維由来のものでもあります。


挑戦なくして未来はない
nitoritoというブランド、お話を聞いているとブランドのマネージャーである鈴木さんの米沢への想いを強く感じます。
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歴史ある企業でこうした新たな挑戦をすることはおそらく難しいことだと思います。ですが、責任ある立場でもある鈴木さんがこうした米沢のことを想い、産地、そして会社の未来のために挑戦されることは産地にも少なからず影響を及ぼすことだと思います。

そして今では青文テキスタイル、そして鈴木さんの取り組みに共鳴したデザイナーがわざわざ東京から米沢に移り住み、nitoritoのデザイン全般を担当されています。しかも全国の機屋をご自身の足で周り、「ここが良い」と選ばれたそうです。鈴木さんとしても大変驚かれたそうです。
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右側がIターンで米沢に移住されたデザイナーの斎藤さん

地方のものづくりは多くの作り手さん達が後継者不足に頭を悩ませています。もちろん理想のものづくりを自分で探して回る斎藤さんも素晴らしいですが、魅力あるチャレンジをしている企業・作り手のところには探してでも来てくれる若い人がいるということだと思います。
新たな挑戦をすることでできた轍が後に続く若い人たちの目印となる。nitoritoは米沢に轍を作り始めています。

取材にご協力いただき丁寧に製造現場のご案内もいただいた、鈴木さん、斎藤さん、貴重なお時間をいただき誠に有難うございました!








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nitorito  ストール hamura

ストール | hamura





nitorito wadachi ストール

ストール | wadachi





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ストール | tanbo




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ストール | mountain & moon





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ストール | oh,hori





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スヌード | sora












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金物加工の集積地である新潟県燕三条地域でキッチン用品、生活雑貨を企画・販売している下村企販のブランド珈琲考具。コーヒーを美味しく入れることを「考」えた道「具」 燕三条の得意分野であるステンレス加工技術を生かした道具の数々を展開しています。     



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