輪島キリモト 千すじひら椀


浅めの形状がちょうどいい、漆の平椀

ご飯や煮物、サラダにぴったりな浅めのかたち。
緩やかに広がるデザインが、料理を美しく見せてくれます。

輪島塗に200年以上携わってきた桐本家がお作りする、
現代の暮らしに寄り添う漆器「ひら椀」。

独自の技法により、金属スプーンでも傷がつきにくい丈夫なつくり。
毎日の食卓で安心してお使いいただけます。

職人が一つ一つ丁寧に仕上げる器は、
使うほどに色が変化し、味わいが増していきます。
世代を超えて使い続けたい「育てるお椀」です。

輪島キリモト 千すじひら椀
手前:ひら椀 奥:やま椀


「漆の器は使いにくい」という誤解

「漆はかぶれる」
「漆器は扱いにくいから特別な時に使うもの」
そんなイメージを持つ方が多くいらっしゃいます。

でも、それは大きな誤解です。

販売されている漆器を使ってもかぶれることはありません。
お手入れもスポンジと洗剤でOK。
日々使うことが一番のメンテナンスです。

漆には抗菌・減菌作用や保温効果もあります。
すべてが天然素材で作られているので、環境にも優しいのです。

輪島キリモト 千すじひら椀


日常で気軽に使えるように

「ひら椀」には、輪島キリモトが独自に編み出した
「千すじ技法」が使われています。

木地に布を張る「布着せ」で補強してから下地を施し、
その後、輪島産の珪藻土で作った「輪島地の粉」と漆を混ぜたものを
特殊な刷毛で塗り込み、さらに漆を塗り重ねて仕上げています。
輪島キリモト 千すじひら椀

この丁寧な工程を経ることで、
表面硬度を高め、擦れに強い漆器を実現。

金属のスプーンを使っても傷がつきにくく、
カレーやパスタも気兼ねなく食べられます。

創業より200年以上、輪島で木と漆に真摯に向き合ってきた
輪島キリモトだからこそ生み出せた、
伝統に新しい風を吹き込む技法。

美しい「すじ模様」には職人技が光ります。
実用性と美しさを兼ね備えた逸品です。

輪島キリモト 千すじひら椀


使い込むほどにツヤが増す「育てる器」

漆器は「育てる器」。
はじめはシックな色合いですが、
使い続けるうちに明るくなり、色がはっきりしてきます。

千すじ技法の器は、他の技法に比べて
色の変化が大きいのが特徴です。

一緒に過ごした時の分だけ表情を変える、
世界にたった一つの器です。
輪島キリモト 千すじひら椀 輪島キリモト 千すじひら椀


もし傷がついてしまっても大丈夫。
修理や塗り直しをすれば、世代を超えて使い続けられます。

「ばあちゃんが買うた器を孫が継ぐなんて素敵やわいね」
職人さんの言葉が、漆器の魅力を物語っています。


お客様の声は生きる希望

2024年1月の能登半島地震。
そして同年9月の奥能登豪雨。

輪島市は大きな被害を受け、
輪島キリモトは今もなお、
本格的な生産体制を整えられずにいます。

そうした中でも、お客さまからの購入希望の声は
職人さんたちにとって生きる希望となっているそうです。

少しでも復興の力になりたい―そんな想いから、
予約販売という形でお届けすることにいたしました。

輪島キリモト 千すじひら椀

毎日の食卓に。
大切な人への贈り物に。

手に取るたび、心がふっとほどけるような、
自然のぬくもりを宿した一椀をどうぞ。



輪島キリモト 職人取材記

| 製造現場ムービー |






〜ご注文はこちらからどうぞ〜

※ご予約で受注受付について
震災・水害の影響で製造元輪島キリモトさんは通常通り製造ができていない状況でございます。輪島キリモトさんとも相談し、今の状況で製造がしやすいものを厳選しご紹介させていただくことにしました。
ご予約を受け付けないということも考えましたが「お客様からの購入希望は希望になる」というお言葉を聞いて、ご予約をお受けすることにしました。
本ご予約の目安は約3ヶ月〜6ヶ月ほどかかる見込みです。お品がご用意出来次第お届けするという不明確なものですが、その点をご了承いただける方のみご予約のお手続きをいただければ幸いです。




千すじひら椀 | 日常使いの漆器 - 輪島キリモト

価格: ¥24,200 (税込)
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◇ 対応サービス

プレゼント包装 のし メッセージカード
プレゼント包装紹介ページ



■商品仕様
デザイナー:桐本泰一
技法:千すじ
素材:天然漆、ケヤキ

■カラー
ねず/ベンガラ
輪島キリモト 千すじひら椀

輪島キリモト 千すじひら椀 輪島キリモト 千すじひら椀
使い込むうちに色が明るくなってきます。経年変化をお楽しみください。


■サイズ・容量
サイズ:直径140mm×高さ63mm
容量:約400ml
※容量はすりきりいっぱいまで入れたときの量です。
輪島キリモト 千すじひら椀

■使用上の注意
食器洗浄機・乾燥機 使用不可
電子レンジ・オーブン 使用不可

■メンテナンス
・漆だからといって特別なメンテナンスは必要ありません。洗剤とスポンジで洗えます。
・洗った後はタオルなどで水分を拭き取ってあげてください。
・木は生きているので、漆器は乾燥を嫌います。毎日使い、毎日洗うこれが一番です。
・堅い物にぶつかると漆が傷つくおそれがございますので、ご注意ください。
・漆器は直しながら使う事を前提としています。欠けた、割れたなどございましたらお問い合わせください。

■関連商品

千すじやま椀
 




輪島キリモト ロゴ

輪島塗りで有名な輪島で昭和のはじめに朴木地屋を創業。

古くから木地業を営んでいた輪島キリモト。
そんな中で3代目桐本泰一氏は、
新たな技法や発想で輪島キリモトに新たな風を吹き込みます。

能登半島の先端という立地ながらも、
30〜40才代の力ある職人さん達とともに常識を覆す製品を生み出し、
漆が今に暮らしにとけ込むような可能性に挑戦し続けています。

※ 左のロゴをクリックするとブランド紹介/商品一覧ページへ移ります。




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